歯並びと睡眠の関係

こんにちは😃スタッフの玉木です。ここのところ雨が続き、洗濯物が乾かずイライラしちゃいますね💦

今回は歯並びと睡眠について、少し詳しく説明しようと思います。

私たち日本人というのは、歯列不正が多い人種と言われています。それは、顎の小ささに由来しています。とりわけ現代人は、硬いものを食べる機会が減ってきていることもあり、下顎がどんどん縮小してきているのです。そうすると、歯が並ぶスペースも減少してしまいますよね。スペースが減っても、生えてくる歯の数は変わりません。

大人の歯は、親知らずも含めて32本生えてきます。これらを狭いスペースに無理矢理並べようとすると、ガタガタになってしまいます。これがいわゆる乱杭歯(らんぐいば)で、日本人にとても多い歯列不正の一種です。ちなみに、八重歯もスペース不足によって生じるものです。
「歯並びの悪さが睡眠時無呼吸症候群に」

喉の奥には、気道が存在しています。気道は、呼吸によって吸いこんだ空気を肺に運ぶ、重要な場所です。歯並びが悪いと、行き場を失った舌が、気道の入り口を塞いでしまうことになります。これがいわゆる睡眠時無呼吸症候群というものです。
もちろん、全ての睡眠時無呼吸症候群の原因が歯列不正や小さくなった下顎ではありません。けれども、確実にその原因の一部にはなっているのです。また、睡眠時無呼吸症候群というのは、年齢が上がるごとに、その症状も悪化していきます。それは、口腔周囲の筋肉が衰えたり、舌や喉に脂肪が沈着することで、物理的に気道が狭くなっていくためです。そういったことから、歯並びを治すことは、快適な睡眠を手に入れることにもつながるのです。
少しでも、気になる方は一度先生に相談してみてください👌

流山 おおたかの森 歯医者
ひがしデンタルクリニック