虫歯・歯周病の予防について

なぜ、虫歯になるの!?

なぜ、虫歯になるの!?

“酸”で歯が溶ける病気
 驚くことに、私たちの口の中には300~400種類もの細菌が住み着いています。そのひとつ「ミュータンス菌」は、食べ物に含まれる砂糖などの“糖質”をエサに“酸”を作り出します。この酸が歯を溶かし、虫歯となるのです。甘いもの(糖質)をたくさん摂れば、それだけ多くの酸が産み出されます。また、食事の回数が増えれば、歯が酸にさらされる時間が増えるのです。いずれも虫歯の進行を促す原因となります。
 
 虫歯になりやすい人、なりにくい人がいるのはなぜでしょう? それにはさまざまな理由があります。歯磨きの仕方や食生活、歯並びやかみ合わせの問題、さらには、口内細菌の種類、だ液の分泌量も大いに関係します。これら一つ一つを解決していけば、虫歯は防げます。当院の『予防歯科』では、細菌検査やだ液検査も受けられます。まずは、自分の口の中の様子を知ることから始めてみましょう。

歯周病ってなにもの!?

歯周病ってなにもの!?

日本人の歯を失う原因第1位
 歯周病は、歯と歯ぐきのすき間(歯周ポケット)から細菌が入り込み、炎症を引き起こす病気です。進行すると歯を支える骨(歯槽骨)を溶かし、歯を失う要因となります。

 日本では50代は80%、30代、40代でも70%が歯周病を患っているとされています。初期段階では症状がないため、「気づいたら歯がグラグラして、抜けてしまった」というケースもめずらしくありません。さらに、歯周病菌による炎症から生まれた物質が、歯ぐきの小さな傷から入り込み、血流にのって全身に運ばれると、血糖値を上げる(糖尿病)、血管の老化を促す(動脈硬化)、骨を弱くする(骨粗鬆症)などの疾患に影響を及ぼすことがわかってきました。

 歯周病は、早く気づいて治療すれば、進行を止められますが、「もう大丈夫」と、これまでと同じ生活に戻ると、再発の危険も……。当院の『予防歯科』ならば、歯磨き指導はもちろん、食事や生活習慣の見直しなど、多方面から歯を守るアドバイスします。3カ月に1回の定期検診で口の中の状態をしっかりチェックしましょう。

予防歯科とは?

予防歯科とは?

口の中のトラブルを防ぎ、
歯や口を健康に保つための治療

 「日本人は口が臭い」-残念ながら、海外の歯科医の間ではこれが通説です。その原因は、日本人の歯医者さんとの付き合い方にありました。日本では「歯が痛い」「グラグラして抜けてしまった」などのトラブルが起きてから歯科医院に“治療”にやってきます。一方、欧米は「虫歯にならないように」「歯周病を防ぎたい」など“予防”のために定期的に歯科医、院を訪れます。日本とは違い歯科治療が自費で高額となる国々では“自分の歯は自分で守る”という『予防歯科』の考え方が定着しているのです。

 しかし、歯磨き習慣が根付いている日本で、なぜ歯これほど失う率が高いのでしょう? それは歯や歯茎も血管や骨、内臓と同じように年をとるから。加齢で変化する口内環境に合ったケアが必要なのです。当院の『予防歯科』ならば、さまざまな角度から今の歯と口の中の状態を調べ、患者さん一人一人に見合ったケア法を見つけ出すことができます。

 私は歯科医として、すべての患者さんに、生涯自分の歯で明るく健康的な生活を送っていただきたいと願っています。その土台になる『予防歯科』のお話、もう少し聞いてみたいと思いませんか?

 続いて、予防歯科の診療の流れをご説明します。